無意識日記々

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二度どころか何度でも考えたい曲

そしてキングダムハーツの方では最新のロングトレーラーが公開された。英語字幕版ではBGMが『Don't Think Twice』になっているが、今回新しく2コーラスめまでが聴けるようになっている。あクマでバックグラウンドなので鮮明に聴ける訳ではないが、前より長く聴ける為パートによっては初めて聴く事になった訳だ。

歌の前でキャラクターたちが喋っているのを聴いていて声優陣の超豪華さに戦く。知ってる人が次から次へと喋りやがる。どれだけキングダムハーツというコンテンツのステータスが高いかを思い知らされる。その中でもヒカルはスペシャルゲスト扱いなのだ。更に別格。ふむ恐ろしい。

そしてその扱いを是とするだけの楽曲と歌唱。『Don't Think Twice』を改めて耳にしてそのサウンドの気品みたいなものを今噛み締めている。『誓い』では、親しみやすい言葉を使ってストレートに言いたいことを言ってきたのに対して、『Don't Think Twice』では、言葉が平易なのは同様だが『誓い』のような迷いのない語調ではない。決め台詞が『I don't wanna know』なのだから当然ではあるが。

『誓い』では『ない』という歌詞を重ねる事でメロディーの強弱を印象づけた。よくいえば親切な、言い換えればくどい繰り返しだった。『Don't Think Twice』の方は、2番まで聴いてますますより繊細な表現力を要求するメロディーの解釈が際立っていると感じられた。要は『誓い』の方が(比較として)声が太く感じられ、『Don't Think Twice』の方は声が細く感じられたのだ。歌詞の選び方と歌い方の乗算である。もっとも、まだバックグラウンドでしか聴いていないので実際に音源を聴いたら異なる感想を持つかもしれないが。

この楽曲のリフレインのフックはやはり過去最高レベル。これだよこれと言わずにいられない。ただ、『誓い』を聴き馴染んでいることもあってか、前ほど英語歌詞の方があからさまにしっくり来ているとは感じなくなったな。なんだか別の曲に近い感触で接するようになってきたからかもしれない。まだまだリリースまでに捉え方は変わっていきそうだ。