無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

少年の声色、お母さんの歌声

でなんだっけ。色んな話が途中だったな。

そうそう、2007年に「序」を見たときヒカルの歌声がエヴァの映画によく合ってる、特にシンジの少年ぽいところとシンクロしているなと当時思ったという話をしようとしてたんだったか。

ヒカルと緒方恵美では全然声質が異なる。しかし、ヒカルの話し声はどこか少年ぽいと昔から言われていた。では、今はどうなのか。歌声は随分と発声が変わって凄く大雑把に言えば“お母さんっぽく”なっている。『Play A Love Song』や『パクチーの唄』で聴かれるようにおおらかな優しさが主軸なような。

「Q」での碇シンジは「取り残された14歳」だった。庵野秀明の周りには次々と若手のアニメーターが現れ自分の手法が時代遅れなのではないかという焦りもあったのかもしれない。取り残された14歳のイメージは自身のアニメーターとしての立場の反映だったのか。知らんけど。

で「シン・エヴァ」でそれがどうなるか。「シン・ゴジラ」で自身の特撮好きを再確認、それが一程度の支持を得たことは好影響だろう。そこで開き直ったかどうか。

碇シンジがどう成長しているかでヒカルは歌い方を変えてくると思われる。“beautiful boys”を歌った『Beautiful World』だったから少年らしさを残した歌い方/声の出し方をしていたと勝手に解釈すれば、なんだろう、「映画全体のトーン」に合わせた歌と歌い方を自然に選択するだろう、かな。来年6月公開ならもう歌は出来ていても不思議ではない。いつヒカルがレコーディングしたのかもポイントになりそうだね。いつか教えてくれるかな。