無意識日記々

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また二年後に読み返してみたい日記

『Laughter In The Dark Tour 2018』開幕から二年。「まさか二年後こんな状況になっているとは思わなかった」という台詞が仮借なく響く事になるとはそれこそ思ってなかったよ。ウィルスって怖いねぇ。

日本国内では随分とコンサート活動が活発になってきているけれど、この冬の状況次第ではどちらに転ぶのやら。感染実績さえ出さなければどんどんやればいいと思うけど、果たして徹底できるかどうか。そもそも、人間外に出たら風邪を貰ってくるのはずっと普段からあった事だし、インフルエンザは相変わらず脅威のままだ。だが、本題は、これだけ取り上げられた事で変わった意識が元に戻るかどうかである。

あたしなんかはコンビニのレジに覆いが掛かってるのはここまま継続すればいいのになんて思ってる。色んな客が来るからね。そういう、「残した方がいい」と思うものと「早く戻ってくんねーかな」と思うものが混在しているのが今の状況だ。

少なくとも、ヒカルのようなアリーナクラスを相手にしているアーティストはスタンディング形式のライブは避けるようになるだろう。幕張メッセのような平地の会場でも必ず座席が設けられるようになる。

もしかしたらこれで「コンサート、座って観るか立って観るか」論争に終止符が打たれるかもしれない。いやまぁ論争ったって昔の話だけど。同調圧力で動く国民性なので、皆が座ってれば座るだろうし、立ってれば立つだろう。社会距離に着席起立の差が有意にあるかどうかは知らないが、なんとなく、「コンサートは大人しくみるもの」という意識が浸透しそうなような。さて、どうなりますかね。

単純に、しかし、二年前の『Laughter In The Dark Tour 2018』でのヒカルの立ち居振る舞いからして、そもそももうそんなにはしゃぎ回るライブにする気もないのかなと。黒のロングドレスでしっとり、という舞台上のアピアランスならオーディエンスは別に座ってても違和感ない。

なんというか、デビュー20年以上経ってくると、ファンの方が老けて参りましてですね。長丁場の公演はゆっくり座って観たいというニーズが徐々に増えていくだろうなとは思っていたのですよ。一方で増え続ける新規ファンは大概が元気溌剌なので立って騒ぎたい。こりゃ当分またノリが混在するだろうなと思っていただけにこの感染症禍は強烈な矯正力を行使したもんだなと。もしどこかの時点で収束なり終息なりしたとしても、この流れは変わらないかもね。

こんなこと言ってるけど、ロンドンが再封鎖されたとこなんだよねぇ今。将来今朝の日記を読み返した時にどんな感想を持つか、持てるか、持ってくれるか。いろんなパターンが想定できるけど、出来れば「的外れだったなー(苦笑)」とか言ってられてたら嬉しいぜ。