無意識日記々

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眠いのでこんな話題

ヒカルが子育てをするときいて、結構期待していたのが「子守唄」のリリースだったんだけど、未だに無いねぇ。そもそも童謡の『ぼくはくまからして『夜はおやすみまくらさん』なので子守唄的な要素もあるし、『嵐の女神』なんかは『小さなベッドでおやすみ』で曲を〆るからこれまた少し子守唄的でもあるのだけど、昔から「眠り」が歌詞の重要なテーマのひとつとして扱われてきたから改めてさぁこれが宇多田ヒカルの歌う子守唄だと前に出してくるのも少し違うのかもしれないな。

子守唄を歌って我が子を寝かしつけるの、何歳くらいまであるんだろうな……自分は6歳くらいまであったような。もし宇多田家でも似たようなものだとすれば、そろそろそういうこともなくなっていくのかな。絵本の文字からメロディを創ってみせたヒカルママがオリジナルのララバイを創って歌う可能性は決して低くはないと思うんだが……。

『Good Night』ってタイトルを見た時は期待したんだよね、そのものズバリじゃないですか。でも蓋を開けてみると『Goodbye』を主体とした別れの歌でねぇ。それでガッカリした訳でなく、あ、そっちじゃなかったなと。この日記を読んでる方ならわかる通り、ありとあらゆる妄想を繰り広げながらいつも新曲を出迎えてますのでね。

で無理矢理、でもないか、その期待を繋ぐ手立てとして、『One Last Kiss』のKissが“Good Night Kiss”になりやしないかと勝手に考えてる訳ですよね。『Beautiful World』で『もしも願い一つだけ叶うなら君の側で眠らせて』と歌っているのだし、その一つだけの願いが叶う瞬間が『One Last』だったりしないのかなぁと。とはいえ、この単語の並びだと「永遠のおやすみ」「永遠の別れ」のラストキスになってしまう訳ですけれども。そこは映画のエンディングの流れ次第だわね。

ぼくはくま』がくまちゃんと戯れていた時に自然に口をついて出た歌なのだから、愛息を寝かしつける時にヒカルが即興で歌った子守唄もあるはずだ……とまでは勝手に強弁出来ても、いざそれがリリースされるかというと全く別問題だしね。くまちゃんは世間で目立ってもいいけれど、こちらは生身の、これから先長い人生を歩む実在の人物に向かって歌っている唄になるので、そこはプライベートはプライベートなままにしておく、というのは考え方として一つあってもいいわね。

となると、例えば彼が大人になった時に「あの時の子守唄、レコーディングしてみたら」と進言すれば或いは世に出る事もあるかもしれないよね。そんな十何年後、何十年後の話を夢想しながら、その日を待つとしますか。いやはや、気の長い話ですね。