無意識日記々

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2021年後半スタートを前に

2021年も今日で上半期完遂っすか。今年も半分が過ぎていく…。

上半期の宇多田ヒカルは対外的には『One Last Kiss』の特大ヒット、これに尽きるのかな。YouTubeではそろそろ4000万回再生はいつになるかという時期に来ているし、ストリーミング全般を足し合わせれば再生回数1億回くらいになってきてるんじゃないかな。如何に昔チャートを賑わせてきた宇多田ヒカルでも億って単位はそうそう出てきてなかったのでなかなかに新鮮。いや金額ベースでいえば3000円のCDアルバムを765万枚売って総売上230億円っていうそれこそ桁違いの記録もありますけども、それでもね。

熱心なリスナーとしてはそれに加えて『Beautiful World (Da Capo Version)』のリメイクなんかも話題になったし、空かさず更なる新曲『PINK BLOOD』がリリースされて面食らったりもした。中にはこれがご縁で「不滅のあなたへ」にハマった人もいるかもしれない。自分もあっという間に単行本既刊15巻全巻読了したわ。この漫画のスケール感よな。

そして5月6月は2ヶ月連続インスタライブで、何だろう、結構この半年って息もつかせぬというテンポだったんじゃないか。シンエヴァの映画を複数回観た人も沢山居たようだし、『PINK BLOOD』のエキシビションはローカルとはいえイベント事に足を運ぶという感染症禍下では久しぶりに新鮮な体験を齎してくれた。ううむ、住んでる場所次第では結構忙しかったりもしたかも。

では下半期はどうなるのかと関心を向け始めるもうその前に資生堂のグローバルアンバサダー就任が実質発表されているというね。資生堂公式ではシルエットのみの紹介で一応名前を伏せてはいるがバレバレになるのが既定路線な間合いなのでそこはもう普通に触れても構わないだろう。それに纏わる新曲については明日以降になりますが。

そう、このテンポ感よな。シンエヴァとのタイアップも非常に威力があったが、資生堂となるとちょっとスケールが違ってくる。街中の至る所、ドラッグストアなんかにヒカルのポスターが貼られるのであろうか。等身大パネルとか設置されちゃっだりするのだろうか。TVCMがバンバン流れたりするのだろうか。資生堂だと一社提供の番組とかもあるのかな? 若い子たちはTVを観ていないかもしれないが、どうやら売り出すシリーズはそれなりにアダルトな層を狙った商品になりそうなので、きっとまだまだTVを観ている層…というか、TVを支えてる層に響いていく展望がみえる。

となってくると、下半期は、立て続けにアニメ関連のタイアップで成功を収めた上半期とは対称的なファン層が顕在化してくるかもしれない。そこらへんも見据えた上でノンバイナリ発言をしたとしたらこれはかな〜り計算高いでござるぞ…TVに出るセレブはホットなトピックに対してセンシティビティがクリティカルでないとだからな(何言ってるのか本気でわからない)。

虚構の世界を扱うアニメとは違って、現実の世界ではある程度政治的な立場を明確にしておいた方がいい、という話になるのかもしれない。そういうのと無縁な庶民としては煩わしい話なのだが、それがヒカルを護る盾になっていくことを踏まえれば合点もいかせようぞ。更にグローバルアンバサダーっつーのは国際展開の場にも駆り出されるっつーことなのかね? よく知らないけど、地球規模となってくると更に「宇多田ヒカルとはどんな人物なのか」というところに焦点が集まっていくだろう。資生堂という国内最大手の女性向け(のみじゃないが)化粧品ブランドとのコラボレーション目前のノンバイナリ発言から宇多田ヒカルの2021年下半期が始まっていくのだとすれば、なんだかこれから上半期を更に大きく上回る波瀾万丈が待ち受けていそうな予感です。