無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

今回は最大震度5強だったのでガマンガマン

昨夜は千葉県北西部を震源としたマグニチュード6.1、最大震度5強地震があった。東京二十三区内で震度5強を記録したのは10年前の東日本大震災以来だそうな。

関東以外で震度5強を記録してもこんなに報道量は多くない。キー局や首都機能が関東に密集しているからだが、関東以外の人にとっては差程重要なニュースでもないだろう。取引先との交通の便はどうかとかそんな感じだろうか。

こういう時、どれくらいのツイートなら不謹慎にならないかなぁ、とどうでもいいことを考えてしまう。怪我人は出ているが死者はいなそうだし、少しぐらいの冗談なら許されるだろうかと……

……そう、「なんだ、震度6弱地震じゃなかったのか」とついつい呟いてしまいそうになるのよ、こういう時。「震度6弱地震」とは「ヒカルが好きな語呂ワード」なのだ。ヒカルからしたらあクマで「シンドロクジャクノジシン」という音声の並びが面白いというだけのことで、現実に起こる震度6弱地震が好きな訳では決してない。なので、こっちが勝手にただの音声の話を現実の出来事と関係させて話をするのは不適切になるのだが、人間の連想力、どうしたってヒカルの好む音声だと頭に浮かんでしまうのだった。我慢しましたけれども。

でも、ある意味、それが歌詞の極意でもある。メロディやリズムを先行させて曲を作る時、仮につける歌詞は往々にして文章として見た場合は支離滅裂なものになりがちだ。単に音として適切なものを当て嵌めていっただけだからね。しかし、それらを何とか意味の通る文章に仕立てあげようとしているうちに最初は思いもよらなかったストーリーが浮かび上がってくる事がある。

ヒカルが具体的にそういう事例に言及したことはないが、私は例えば『The Workout』なんか怪しいと思っている。リズムに乗せた数え歌を当て嵌めてるうちに人種や宗教にまで言及した歌詞に発展してしまったように感じられる。『Dirty Brond Texan』とか如何にもそれっぽい。制作から時間の経った楽曲に対しては、そういった創作過程での「身も蓋もないやり方」について暴露していってくれても面白いのになと思ったりもするのでありました。

あらためて、この度の地震で被害に遭われました方々には、謹んでお見舞い申し上げますね……ってこの流れで書いてもまるで心がないなやっぱ!?