無意識日記々

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最早小さくない不満

気がついたらもう今夜「最愛」第4話か。各種アンケートでも2021年秋ドラマの人気No.1っぽい?? 主題歌の評判も上々で、これは確かにリリースのタイミングは慎重になるかもねぇ。

先週梶さんが「#宇多田ヒカル #君に夢中 のリリースに関しては今準備しておりますので、もう少しお待ちください<(_ _)> KJ」と呟いてくれたのは大きい。事態は何も変わっていないのだが、「待ってればいいのか」とわかるだけで全然違う。この一言がなければそもそも待つ事自体妥当かどうかもわからないのだから。言葉足らずは誤解以前の問題なのだ。

でも、下手に言ってしまうと今度はそれに縛られる。ヒカルが

『パイセンの回答遅れてて

申し訳ないです。珍しくワンピースを着たら、息子にワンピースをめくられながら「見てー!」と周りに下着を晒されました。近日パイセンの回答第2弾を公表します。』

https://twitter.com/utadahikaru/status/1158511907638321152

だなんて呟くもんだからその「近日」を期待してフォロワーは待ちぼうけを食らった。言ったら言ったで責任を伴うので発言に慎重になるのもわかる。にしても息子よ、強いな…。

でまぁそうやって待たせたり待たせすらさせなかったりの期間を経た後、新曲を発表したりインスタライブを敢行したりして「小さな不安を大きな満足で掻き消す」というのを繰り返してるのが最近の宇多田ヒカル陣営なのだが、『君に夢中』に関してはドラマ共々順調に来ている一方、『Find Love』の方で世界規模で生まれている「最早小さくもない不満」を吹き飛ばせる「特大の満足」って、どうやったら生み出せるのだろうか? フルコーラス発表したとしても「今更じゃんね…」という溜息が生まれそうな気がしなくもなく。予め「近日中のリリース予定はありません」とでも言われていたのなら別なのだが7月頭からだからねこの待機。

ひとつには、折々触れてきたようにミュージック・ビデオが豪勢だったら逆転は出来るかなと。思いもよらないゲストとの共演とかね。ドラマ仕立てで有名な役者さんを起用するとか。国際的に活躍してる人でないといけないから人選難しいんだけれども。

もうひとつは、リリースと同時にスタジオライブをオンライン配信することだな。これなら多分全部吹っ飛ぶ。オンラインとはいえリアルタイムでの演奏と歌というのは「色の白いは七難隠す」じゃないけれど、「なんかいろいろあったけど(というかなんにもなさすぎたんだけど)やっぱりウタダは最高だ!」となりえる。勿論出来が悪ければグダグダの極致となるリスキーな方法なんだけど、問題なのは『Find Love』って曲がフルバンド構成でないと格好がつかないこと。『君に夢中』なら『誰にも言わない』みたいにピアノ弾き語りでいけるので自宅からのインスタライブで全然OKなんだけどねぇ。そうなるとこのアイデアの実現可能性は低い。はてさて、『Find Love』、どんな起死回生を考えているのかはたまた何もないままアルバム曲としてしれっと発表されてしまうのか、今年中には何かアナウンスがあって欲しいもんですな。