無意識日記々

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auで通信障害

週末はauの通信障害があったようで。まだ影響は残ってるのかな。私docomoだから対岸の火事で詳しくは知らないのだけどこれは他人事じゃないですねぇ。コンサートの電子チケットがアウトになったりしたらしいので。

もう昨日日曜日のコンサート/イベント時点でプロモーター側からの注意喚起と通信障害時の対策方法が出回っていた。お前ら仕事が迅速だな!凄いな!

内容はというとスクショにするとかQRコードを表示させるとか、オンラインでなくてもスマホがあればなんとかなる方法だった。勿論、スクショなんてその気になれば複製して多人数に送る事も可能なので更なる対策が必要になるものだけど、緊急時なら悪事を働く方だって準備出来てないだろうからこれでよかったのだと思われる。大局で肝要なのは滞りなく公演を行うことだしね。

4年前の『Laughter in the Dark Tour 2018』では顔認証技術が採択され、コンサートの入場はまるで電車の駅の改札のようにスムーズだった。このシステムを今思い返してみると、どこかでネットを繋いで電子チケットを表示させておきさえすれば、必ずしも入場時にオンラインである必要もなく、こういった通信障害時にも運営可能だったように思う。最終的には自分の顔面がチケットなんだしね。その点は心配要らなそうだ。次にヒカルがツアーの時に再び顔認証技術を使用しても(ってヒカル本人の管轄外の事項かもしれんが)問題ないだろう。

だが、それ以外のオンラインイベントとなると話は違ってくるかもね。それこそ1月の『LSAS2022』初日配信時に大規模な通信障害が起こってた場合はどんな取扱いになっていたか。今回は収録スタジオライブだったから「すみませんがアーカイブで」と言われたら納得する人も多かろうが、これが生ライブコンサートの生中継だったら、「その時その瞬間に観れないと意味がない!」という主張が大きく前面に出てくるだろう。そういった場合の対処方法を予め決めておく必要は、ありそうだ。

うちらリスナー側としては、オンラインイベントはトラブルがあるものだという前提で有料チケットの購入を考えた方がいい。果たして通信障害のリスクを計算に入れた場合この値段は妥当だろうかと検討してみるとかね。開催側もそこを考慮に入れて値段設定して欲しいなぁ。

どんなインフラだってトラブルは起こる。この夏都会部の人達は停電が怖くて節電協力をしていたり。通信技術に対して我々が出来ることは少ないけれど、私の本音を書かせて貰えれば、現行の料金でこの複雑怪奇な通信インフラを整備して貰ってるのはちょいと買い叩きが過ぎる気がしているので、通信障害時に本気で憤るなら倍以上の料金を払って二重三重の安全構築をして貰うしかないんじゃないかな。野菜を買い叩くと農家が疲弊して農業が衰退するように、技術を買い叩くと技術者が疲弊して技術が衰退する。より便利な社会を実現したければ自分も働くしかない(働いて高い料金を払うしかない)。そう思う。

まぁ、細かい事情も知らずに安易に叩かない方がいいんじゃないの、ってことですわ。そこらへんは、穏やかに参りましょ。