無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

英語曲の輪廻観は…?

宿題が多いな…『Find Love』と『キレイな人(Find Love)』の歌詞の話をしていたら『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』やら『BADモード』やら『君に夢中』やらがパフォームされてしまって、それじゃあとあれもこれもと語ってるうちに今まで避けてきた『幸せになろう』の歌詞の解析にいよいよ取り掛かることになり…脳みそ4つは必要だなこれはな?  

そんな感じにあれもこれもとなってるのもヒカルの歌詞のテーマが曲を跨いで繋がってるせいでな。例えば『君に夢中』の

『来世でもきっと出会う

 科学的にいつか証明される』

だなんて、あの歌の中では何の脈絡もなく飛び出してくる歌詞なのよね。私らはヒカルが輪廻転生を歌詞の重要なテーマに位置づけていると知ってるから違和感なく馴染めてるけどさ。

『来世でもきっと出会う』(君に夢中)

『ゼンセはきっとチョコレート』(ぼくはくま

『生まれ変わってもあなたを愛したい』(Hymne a l'amour ~愛のアンセム~)

『もしかしたら生まれ変わっても忘れない』(Forevermore)

『万物が廻り廻る』(Goodbye Happiness)

…まだまだあると思うが、パッと思い付いただけでこれくらいはあるんだよ輪廻転生的歌詞が。もう宇多田歌詞世界観に“根付いてる”と言ってもいいのかもしれない。

だけど、はて、英語歌詞でこういうのあったかなというとすぐには思い付かないのよね。あるのかもしれないけど。ひとつには、英語圏で最大多数派であるキリスト教が輪廻転生観を持っていない事が理由としてあるのかな。ある程度は気を遣って…るんだったら『You Make Me Want To Be A Man』のビデオリリースなんてしないか!

メタルやプログレでは歌詞のテーマとして在り来たりとすら言えるのが輪廻転生の世界観でね。 “reincarnation”(生まれ変わり)をテーマにした曲やアルバムは枚挙に暇がないのだが…って、いやすまん、嘘ついた、3つ4つしかすぐに浮かばんかったわ。まぁ、あるにはあるってことで。

今後宇多田ヒカル名義の楽曲やアルバムに於いて日本語歌詞と英語歌詞が遠慮なくミックスされていくということで、はてさてこのヒカルの輪廻転生観はどのように組み込まれていくのか。差し当たって、『君に夢中』の英語バージョンが存在しているというのなら、この

『来世でもきっと出会う

 科学的にいつか証明される』

の部分が英語になった時どうなっているかが楽しみになりますわな。同じ意味の英語がハマっているのか、それとも全く違う文章になっているのか。発表してくれるのを心待ちにしています。