無意識日記々

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『ちゃんとみんな楽しめてるの!?(笑)』

ふと思い出したのでメモ。

皆さんも何度もリピートしたかと思うが、今年2022年7月21日南青山Wall&Wallでのスペシャル・ライブ・パフォーマンス。

https://twitter.com/hikkicom/status/1582219925619343360

12分にも及ぶ『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』だが、そこの途中、7:27辺りでヒカルが一声かけている。

『ちゃんとみんな楽しめてるの!?(笑)』

こんな感じで。なおここに到るまでマイクをシェイカーに見立てて、尚且つスティングに当てつけるように正しい角度で(笑)振り続けているのが律儀でかわいい。それはさておき。

このMCのタイミング、絶妙なのよね。これ、アルバムで聴いてた時も「ここらへんでリスナーの集中力が落ちるな」と薄ぼんやり考えていたパートだったので。そこに差し掛かるや否やのこの一声。少ないが結構熱狂的なクラウドもここで一頻り歓声を上げていた。上手いもんだね全くもう。

これ、どう解釈するかなのよね。ヒカルがその場で観客を眺めながら集中力の低下を察知して「あぁ、ここで一息発破をかけないと!」と思って喋ったのか、それとも予めリハーサル中に「ここでみんなテンション落ち着いちゃうかもね~」とあたりをつけててこう喋ることに決めていたのか、動画を見る限りではわからなかった。

だが、何となくだけど、どちらにしたってこの『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』、本番のコンサート・ツアーでも演奏されるのかも!?という期待を抱かせる。こうやって実際にシークレット・ギグで反応を確かめられたのは収穫だった。或いは、ウケが悪かったらツアーから外されるのかもしれないが、なんとなく大丈夫なんじゃないの?と。

12分である。考えようによっては、この曲を演奏しない代わりに約3曲、余計に歌える訳で、それをセットリストの中でどう捉えるか、だわね。

これだけ歌のない時間が長いんだから、ここでお色直しを挟んでみてもいいかも…とか昭和の紅白歌合戦みたいな発想も出てきたりして。しないか。わかんないけど、ともあれ今後この曲の認知度がどうなっていくかで対応が分かれそうだ。カルティエキャンペーン起用にSpotify独占ビデオシングルときて、これで展開が終わるのか否か。その成否によってライブで歌われる曲目が2曲3曲増減するとなると影響は大きい。あなたの大好きなあの歌がこの大曲のせいで聴けなくなるかもしれない!? ちょっと悪役気味だけど(笑)、この曲の人気具合は暫く見守っておいた方がいいかもね。