無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

1年目の曲も25年目の曲もおめでとう。

ヒカルが歌う“Let It Snow”を聴くことで、「今年も冬が来たんだなぁ」と実感するのが毎年の恒例になっているのだけど、そうなりゃ当然というべきか「今年のまとめ」の期間に突入するのだわな。早速AmazonやらSpotifyやらが2023年を総括し始めてくれている。

Amazonでは「2023年間ベストランキング2023年 Best of J-POP」というやつに『Gold ~また逢う日まで~』が選出されている。のだけれど、え、YOASOBIの「アイドル」を差し置いて1曲目?まじ?あたしがアクセスしてるからじゃなくて?(笑) 今年はおろか2020年代10年間を代表するだろう楽曲を2曲目に押しやってトップバッターとは、なんという破格の好待遇だろうか。あの謎の案内をかましAmazonとは思えない。一気に好印象になっちゃうじゃんねw

https://twitter.com/hikki_staff/status/1727261936776306845

そしてSpotifyの方はというと、1年前にNetflixで公開になった「First Love 初恋」の余波を受けてヒカルの『First Love』が

「世界で最も再生されたリリース年代別の国内楽曲」

の「1990年代部門」で第1位になったそうな。にわかには何のことかよくわからなかったが、実際のトップ5をみてみると

1位 宇多田ヒカル『First Love』

2位 スピッツ「チェリー」

3位 椎名林檎丸ノ内サディスティック」

4位 スピッツ 「ロビンソン」

5位 スピッツ空も飛べるはず

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000022249.html

ということらしい。早い話が90年代リリース楽曲でいちばん聴かれたってことね。スピッツの強さにドン引きだが、それをも上回る回数稼いだって凄いな『First Love』は。他のドリカムやミスチル小室ファミリーやらジュデイマリやらラルクやら安室ちゃんやら…あれ?この人達今Spotifyに居たっけ?まぁそれはいいや、兎に角CDが最も売れた時代の楽曲の中でいちばんストリーミングされた曲になったのね『First Love』は。とんでもねーな。

つまり、まもなくデビュー25周年を迎える宇多田ヒカルは、25年目にリリースした最新曲をAmazonで絶賛され、デビューした1年目にリリースした大昔の楽曲をSpotifyで表彰されたのだ。昔も今も凄いアーティストなのだなと、あんまりにも当たり前すぎて普段口に出して言わないことを言わさせてくれるから、こういう年末のまとめ企画は面白いのよね。明日以降更にこういう記事が押し寄せてくるのかな。嗚呼、とうとうデビュー25周年を祝う2023年の12月がやってくるのね! さてどんな事態になるのでしょーな。ワクワク☆