無意識日記々

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何か発表がある前の、スマホの機種変更について。

さてさて、いよいよ今週末土曜日は宇多田ヒカルデビュー25周年記念日となる。…のだが、この「25」という数字を殊更強調するのは英語圏の風習であって日本語圏にとっては然程ではないかもしれない。どちらかというと「干支二回り」の24周年の方が区切りがよいかもね。英語で25年は「100年の4分の1」即ち「1/4世紀(a quarter century)」という“区切りのいい”年数と見做される為重視されている。世紀=センチュリー(100年分)という、ひとつ上の単位を使うようになったということでね。日本語だと「四半世紀」という全く論理的でないぎこちない訳語が与えられていて、如何にこれが日本語圏にとってどうでもいいかがよくわかる。本来日本語で4分の1といえば「小半」(こなから/こはん)を使うものだからね。いやまぁそれはどうでもいいのだが、ヒカルの場合日本に留まらない活動を展開しているので、英語圏での捉え方にも気を配るとなると25周年はやはり盛大に祝った方がいいよねとはなる。

で最初に何に触れようかなと思ったのだけど、思いついたのが結構細かいことでね。「携帯電話の機種変更について」だ。

5年前の『Laughter in the Dark Tour 2018』でのチケットは「顔認証電子チケット」でだった。スマートフォンで自画撮り写真を登録送信しておいて、コンサート会場ではスマホ画面上の電子チケットをピッとしながらテメーの顔面をカメラで捉えて貰って顔認証をして通過するという、未来の改札やらコンビニ決済やらマンションの入り口やらを想像させる画期的な方法だったのだ。「当日ちゃんと機能するの?」という、今にして思えば非常に的外れなこちらの懐疑的視線などものともせずスムーズ極まりない運用をみせた。余程の事がない限り、次のコンサートもこれかこれに準じた方法をとるのではないかなと思われる。

そうなってくると気になるのが、あなたの手許の、今これを読んでいるかもしれないスマートフォンの扱いについて、だ。顔認証は兎も角、スマホでのコンサート電子チケットに関してはかなり普及してきていて皆さんも利用された事があるかもしれないが、その注意書きの悉くに「携帯電話の機種変更に伴う電子チケットの取り扱いについて」が記載されている。ややこしいことを全部抜きにしていうと、

「コンサートの電子チケットに機種変更が絡むとトラブりやすい」

という話だ。まー例えば旧機種に一旦電子チケットをダウンロードしてしまい、それを下取りに出して新機種を購入したら、もう新たに新機種には電子チケットをダウンロードできませんよ、という風な、そんなトラブルが想定されている。日々電子チケットのシステムは改良を続けているのでそのうちそういうトラブルも解消されていくのだろうが、まだまだ過渡期である現況では、気をつけておくに越したことはない。よって、もし仮に今後、例えば今週末や年明け来月19日などにコンサート開催の発表などがあるとしたら、

「あらゆるコンサート手続きの前に機種変更を済ませてしまう」

「実際にコンサートが終わるまで一切機種変更をしない」

か、どちらかを早めに決断してしまった方がいい、のかも、しれないなと。そこらへんは個々の状況に応じて判断して貰いたい。

なお、後者の選択をした場合、OSのバージョン情報には注意が必要だ。仮に古めのスマホをずっと使い続けている場合、新しいアプリはその古めのスマホの古いOSのバージョンに対応していないかもしれないからだ。平たく言えば

「古いスマホで新しいアプリが動かない」

というおそれが、ある。そんな事も勘案しながら、今後の状況を楽しんでいって欲しいところなのでした。

紙チケットに戻る可能性もなくはないけど、今んとこはそんな感じで、ね。いやはや今週は、ドキドキものですなぁ。