無意識日記々

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愛セム

線と環

ループする生命という光伝統の詞世界観にそぐう様に愛セムの詞を書いた事を光は"キリスト教より仏教"と表現していたが、光はキリスト教的世界観に対して(総てではないにせよ)反発的な事が多い。このGBHも一見「楽園で男女が知を得る物語」即ちエデンのエピソ…

音と歌を各々味わう

音さえ手に入ればイイ、という場合配信は便利だが昔のCDでならあったモノが何故か手に入らなくなったのは少々マイナスだ。愛セムが10年前にシングルCDで出ていればオリジナルカラオケも聴けた筈で、この曲の光の歌が如何に独特な存在感を放っているか実感で…

カバーならではの手法

バックのジャズサウンドが爽やか炭酸コーラなら、光の歌声はさしずめ濃厚なウィスキーと云った所か。ツイッターにあった"あの歌を聴くとコーラより酒が飲みたくなる"という意見には激しく同意なのだが、果たしてこの組み合わせは"コーラのジャックダニエル割…

Spain採用の経緯は?

ルーツを探るのは何かと面白いものだが、こと光に関してはどこまで意味のある事か解らない、というのも彼女の場合経緯は奇天烈だが結果はConsistentであるという事の方が多く方法論より結論を繋ぎ合わせた方が見通しがイイからだ(シンコレ1のself-prophesies…

コレで拍割合ってる?;

この曲ですぐに耳を引くのは光の歌の"粘着性"だ。とにかく、自ら"炭酸みたい"と形容する軽快なジャズサウンドに乗せる歌声はリズムに遅れに遅れ小節の最後は拍が不足して次のフレーズへの入りはまるで"擬似変拍子"の様態だ。果たしてこの手法の効果で歌は重…

奇想天外・前代未聞

いわばこの曲は"スパニッシュラブアンセム"、イムアラムールのカバーというより同曲と"スペイン"(byチックコリア)の合体であってニュアンスとしては寧ろ坂本龍一のフレーズに光の詞とメロディを載せたFYIの方法論を飛躍的に大胆に実践してみせたトラックと云…

They tell me…

願望によるバイアス抜きに考えても、アンセムのラストはやはり"前作"からの続編である事を宣言している様に思う。エンディングを『かえりたい』のフレーズで締め括るのがこの曲の魅せ場だが、前作表紙詩の最後も『take me home』、"家に帰る/帰す"であり相似…

楽曲評価保留中

"よく解らない"というのが偽らざる感想だ。歌はいつも通り絶品で、曲構成も見事の一言、演奏の技術水準も過去最高峰だというのに完全には満足できない自分が居る。斯様な感情を光の曲に対して抱くのは初めてだが、流石に楽曲後半の詞にはグッと来た。『神様…

iTSシングルチャート第1位

目立って派手な動きと迄はいかなかったが発売から50時間程で愛のアンセムが見事iTS1位を獲得。ダウンロードについては梶サンが"ツイッターベースでは圧倒的にiTS購入なのが面白い"とツイートしていたのが興味深かった。客層として、手元にある売上データのう…