随所に曲毎の連関を感じさせるSC2の新曲群、SMLの冒頭にもその気配を感じる。兎か否かは兎も角『湖の底へゆっくりとまた沈んでく 二兎を追う者、一兎も得ず』の流れはイソップ童話"金の斧"を想起させる。"湖に女神が現れて金の斧と銀の斧を"というシーン(原典は"川にヘルメス神")は何故か有名だが、コレを「女神の真意を見抜けなかった」即ち「正直な気持ちになれなかった」という暗喩だと解釈すれば嵐の女神で『何度も遠回りした』まさにその時期の事を歌っているのがSMLであってだから光は嵐の女神で"女神"という語を選んだのではないかと思えてくるのだ。