無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

music-interactive imagination

昔、「毎週異なる人が来てヒカルにインタビューする」という"逆・徹子の部屋"なTV番組を提案した事があったが、これの音楽版ならほんの少し実現可能性が高まるかもしれない。

企画はシンプルで、毎週異なるミュージシャンがやってきてヒカルに歌って欲しい歌を唄って貰ったりデュエットしたり、という"固定版僕らの音楽"みたいな感じだ。勿論ヒカルからの提案や持ち込みがあってもいいが、ヒカルのプロデュース能力がここまで高まってしまった現状だからこそ、単なる素材として、いち歌手として扱われてみるのが面白いんじゃないか。

まぁ、「人当たりはいいけれど社交性は低い」ヒカルがこういう企画を承諾するとは考え難いけど、それはまぁ置いておいて。

こういう場合誰とどういう曲をやって欲しいかという"希望"と、この人ならこんな企画を持ち込むんじゃないかという"予想"の双方を思い浮かべる。希望としてはQUEENのヴォーカルをやってみて欲しいとかLADY GAGAの横でベラメイクをかまして欲しいとかがある。予想としては例えば小室哲哉がエセR&B路線の曲を持ち込んできてそれをヒカルが本格的R&Bに変えてみせる、とか坂本龍一との"デュエット"とか中田ヤスタカとリズムの打ち込みで喧嘩するとかかな。(最後のは何なんだ)

でまぁそれをワンクールやったらCDとDVDでリリースすればよい。かなりの一大プロジェクトだ。更に各ミュージシャンによるヒカルの曲のカバーを収録したディスクもつけて二枚組にしてもいいか。

そういえば、今までヒカルの歌をカバーしてきたミュージシャンて、ヒカル自身をどうみているのだろうか。桑田佳祐だとか槇原敬之だとか。曲が気に入って自分が唄ってみるのと相手を気に入ってプロデュースなり提案なりしたりするのと、近いようでいて思考海路、もとい、思考回路としてはかなり違いそうだ。

大半の人が、今に至ってもなお、ヴォーカリストとしてみた場合"日本人なのに本場顔負けのR&B"を歌えるという価値観でみるのだろうか。例えば、大黒摩季はどういう視点でアプローチしてきたんだろうか。何か、友達として気が合ったから頼んでみた、という雰囲気だった気もしたが…。

そうか、2枚目がヒカルの曲のカバー集なら1枚目はもっと素直に相手の曲をヒカルがカバーしたのを収録した方がわかりやすいか。でも、そんなアルバムもう誰かがやってなかったっけ―

―こうやって人間活動の間に膨らませるいろんな妄想はどこまでもとどまる事を知らず続いていきます―