無意識日記々

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since I've already said it.

こうやって最新曲『PINK BLOOD』の音が一部とはいえ届き、ヒカルからの音と映像とアー写のプッシュがあると俄然そちらを注目してしまうが、勿論『One Last Kiss』EPのインパクトは未だ冷めやらないしまだまだ語る事が沢山ある。新曲が出るとすぐそちらに気がいって日和見な感じが出てしまっているが、忘れてる訳じゃないよとだけ言い訳をしておきたい。

でもやっぱり『PINK BLOOD』が大変気になるのよ。

私、最初『サイコロ振って出た数進め』の箇所は聞き取れたのだがその後の『王座になんて座ってらんねぇ 自分で選んだ椅子じゃなきゃダメ』の部分がよく聞き取れなくてねぇ。「え?ダイスじゃなきゃダメ?サイコロだから?」みたいに一瞬思ってしまった。王座と椅子ね。自分が座る場所のことねぇ。

初めに『PINK BLOOD』というタイトルを聴いた時、X(JAPAN)のメジャーデビューアルバムのタイトルなんかで有名な“Blue Blood”〜高貴な血統を連想していたのだが、ここで『王座』というワードが出てきてますますその連想が強くなった。今月末にはイギリスのロック・ユニットROYAL BLOODの新作「TYPHOONS」がリリースされるので日々それを心待ちに過ごしているのだが(今日も新たに先行曲が配信されました/完全に余談)、やはりそういった「貴族とか王族の血筋の更に上」というような意味合いをPINKという色合いに託したのだろうか。

一方でその色は日本語でなら「桜色」や「桃色」にもあたる訳で、桜のように美しく儚く散っていく生命を総て受け止めて自らの血肉としていくフシへの比喩ともとれ、まだまだこのタイトルの謎めき具合は留まる事を知らない。フルコーラス聴いたら余計謎が深まったりするかもしれんしな。

最初に30秒だけ聴いた時の印象と、今週加わった60秒の印象がかなり異なる為、これほんとフルで聴いた時にどこに着地するのかさっぱりわからない。ひとまずはこの合計の90秒は「不滅のあなたへ」にフィットする部分だということは言えるだろう。『もう知ってるから』とまだ言えない今しか書けない感触を、まだまだ記していきたいと思う肌寒い雨の日なのでした。