無意識日記々

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ことばまたぎ話

『君に夢中』というタイトルが『Addicted To You』を彷彿とさせたのは、前段に『初恋』が『First Love』を、『誰にも言わない』が『Can You Keep A Secret?』をそれぞれ想起させていたからだった。

だったら、他の曲でも今後そういうシリーズは可能だろうか? 『WINGS』なら「翼」、『Goodbye Happiness』なら「しあわせさんさようなら」みたいな。

でも『Automatic』は難しいよねぇ。「自動」? うーん。「いつのまにか」とかなんか少し捻った訳ならなくもないけど、それで即座に『Automatic』を思い出すかというと難しい。寧ろこの曲はパート2があるんだからパート3が出る可能性の方が高いかな。

UTADA曲だったらどうだろう。『Let Me Give You My Love』に「愛をあげさせて」、『Dirty Desire』に「淫欲」、『About Me』に「わたしのこと」、、、うーん、ありなようなナシなような。『Hotel Lobby』が「ホテル・ロビー」……変わってへんやん。

逆に日本語タイトルから英語曲がインスパイアされないか? 『誰かの願いが叶うころ』が「While your dreams come true」とかだったらアリな気がする。海外じゃドリカム有名じゃなさそうだし。『嫉妬されるべき人生』から『Envied Life』なんてのはシンプルでよさそう。

でもでも。そういう「言語シャッフル」とかをするくらいなら、各国版の『ぼくはくま』を作るのがいちばんいい気がします。

英語:I am a bear

仏語:je suis un ours

西語:yo soy un oso

伊語:io sono un orso

独語:Ich bin ein Bär

…… ……

みたいにね。これで歌詞を書いて歌おう。何を無茶なと言われるかもしれないが、十数ヶ国語で同じ曲をセルフカバーした例もあるし、別に大丈夫なんじゃないですかね。勿論、普段のヒカルの作詞のテンションでは土台無理な作業量になっちゃうんだろうけども。『愛のアンセム』書いた時もフランス語の発音をネイティブな友達に確認してたりしたからね。十数ヶ国語分のネイティブな友達は流石に連れて来れないよな……。

まぁともあれ、グローバルなファンをもつヒカルからすれば、タイトルや歌詞が言語を跨いでいくのは必然。今後も日本語圏や英語圏に留まらない活動に入っていっても何も不思議じゃないだろうね。