無意識日記々

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寂しさと誇らしさと

日曜日の「J-Wave Tokyo Hot 100」で『BADモード』が1位を獲得したそうな。めでたい。

これで通算14曲目だそうで、珍しくもないと言ってしまえばそれまでなんだが、今回いつもと違うのはアルバム・プロモーションのピークが2回あることだ。配信開始日の1月19日とCD発売日の2月23日と。その中でこうやって2月の第二週という端境期的なタイミングでタイトルトラックへの注目度が最高潮になるというのは、いやまやっぱ凄いことだなと。

1月19日の配信日以降アルバム『BADモード』へのウェブ上のリアクションが、いつものアルバムより長引いている気がする。週末には漫才コンビダイノジが前後編40分に渡ってアルバムを絶賛し続ける動画をアップしてリスナーからの賞賛と笑いを得ていたが、発売週から暫く経っていても何となくまだまだ語っていていい雰囲気が漂っているように思われる。人間活動中も6年間無意識日記を平常運転し続けてきた自分にとっては「語っていていい雰囲気」とかいうのは多分一生無縁で世の中でいちばん遠い話のような気がしなくもないが(そんなの無くてもずっと語ってますからという意味です)、なんというかアルバムの凄味がマーケティングの思惑を超えて浸透していっている感じは強い。

そしてCD発売は来週なのだ。今度は店頭レベルでプロモーションのピークを迎える。蔓延防止措置等々が大変痛いが、ここで更にもう一山話題性を出していけるかどうかが別れ目になる。

アルバム本編は配信で聴けるのだから多くの人達にとってはスタジオライブとそのメイキング、そして久々のMV集が購入の動機となる。スタジオライブの有料配信チケットは、リアルタイムで接続した人数は5万程度だったらしいが、4日間の延べ人数は如何程であったのだろうか。

「4日間しか観れないのに2800円は勿体ない」「そもそも観る時間がとれない」「初体験は自分ちのでっかいテレビで」とか様々な理由で円盤を待望している人達がどれくらい居るのだろうか。それが判明するのが来週~再来週となる訳だ。

先週のプロモーションについて言えば、『Face My Fears (A.G.Cook Remix)』のMVはどちらかといえばゲームファンの皆さんからより好評を得ていた感じだし、Apple Radio 1に関してはサブスク民でなければ夜中3時の生放送でないと聴けなかった上に全編英語インタビューだったということで、こちらへのアクセスも限定的だろう。なんというか先週は、CD発売に向けてはまだ助走、ホップステップジャンプのホップの部分だったかなと思う。これから1週間のうちにステップを踏んで2月23日には大きくジャンプを跳びたいところ。出来ればクアドラプル・アクセルくらいは飛んで欲しいところだが(何言うてんねん)、まぁそこは梶さんの手腕を待とうかなと。

23日の夜には勿論インスタライブがあるので、ファンの方としてはそこが最大のピークになるだろう。L Liner Voice+やApple Radio1で英語の露出が続いたので日本語でもたっぷり語っても欲しいところ。でもまぁ、最早いろんな国にファンが居るので、日本語圏のファンの皆さんは寂しさと誇らしさをどちらも味わいながら楽しむのが粋ってもんじゃないですかね。淡くほろ苦いくらいがちょうど美味しいんですよ。

…とはいうものの、やっぱり言葉の壁は如何ともし難いものですな。なので少しずつですが翻訳作業も進めていきますね。まぁあたし自身がよく聴き取れないところや読み取れないところが多いから自分がやってみたいだけなんだけども。ひとまず一応乞うご期待。