無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

両方に共通する歌詞を並べてみた。

…という『Everyday of my life』という歌詞は、『Find Love』にも『キレイな人(Find Love)』にも両方共に出てくる一節である。

他にも同様に、両方に登場する歌詞が幾つかある。含めて、羅列してみよう。

『Find love, 'til I find love, 'til I find love』

『Slow down』

『I'm just tryna find love』

『Everyday of my life』

『But I don't wanna be alone』

『Gonna find out if the hard work was worth it

 I know it's somewhere in me』

これで全部かな? 結構有るねぇ。日本語の一節が英語バージョン(『Find Love』)の方に登場することはない。英語が日本語バージョンの方に越境してくるのみの一方通行だね。

これらをそれぞれ日本語に訳すと

『愛を見つけよう、愛を見つけるまで、愛を見つけるまで』

『ゆっくりね』(速度を落として)

『私はただ愛を見つけようとしている』

『私の人生の日常』

『でも一人になりたくない』

『一生懸命働いただけの価値があるかどうか調べてみよう

 それが私のどこかにあることを知っています』

みたいな感じかな。

『光』&『Simple And Clean』の時は、完全にそれぞれ日本語歌詞と英語歌詞に別れていた為、それぞれ、(ここでは仮に)男女の視点を素直に対比させる事が出来た。そこから16年後に発表された『誓い』&『Don't Think Twice』も、それらとほぼ同様だったのだが、ワンフレーズだけ、

『Kiss me once, kiss me twice

 Kiss me three times』

の一節だけは、日本語版英語版共通のものだった。そこから4年、『光』&『Simple And Clean』から数えると20年が経過して、遂にここまで英語のフレーズが大量に日本語バージョンの方にお出ましになっている。ヒカルのいう「初のバイリンガル・アルバム」の真骨頂みたいなコンビだわね。そういった点からも、日本語バージョンのタイトルがただ『キレイな人』ではなく『キレイな人(Find Love)』と欧文併記になっている理由が察せられる。

しかし、問題なのは、これだけ共通の歌詞がありながら、それぞれの歌詞が全く異なる内容な事なのだ。果たしてそんなことで歌詞の整合は取れているのか? 次回からそこら辺の所を見ていくことにしますか。…なんだかそろそろあたしの気が変わりそうな気もするけども(苦笑)。