無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

ツアー記録の大切さの話。

5年前を振り返るモード。そうそう、ツアー開始直後は、『Laughter in the Dark Tour 2018』の美点だった「撮影OK」の告知が徹底されてなかったのよね。だから横浜アリーナ公演の動画は少なくて貴重なのだ。リスクを取って記録&公開してくれた皆様に幸あれ。

このあとマリンメッセ福岡公演~日本ガイシホール公演から徐々に動画は増えていく。つくづく、ツアーの詳細な記録は大事だなと思う。『Bohemian Summer 2000』と『UTADA UNITED 2006』はよく似た日程なのだが(どちらも7月1日スタートで2ヶ月前後)、【今日は何の日】で取り上げる頻度は後者が圧倒的に多い。前者がWeb上に殆ど記録が残ってないor残っている記録も(Googleさんの劣化の為)辿り着けないのに対して、ツアー公式日記記録ブログ『Ultra Blue United Blog』通称UBUBが今でもきっちり残っているからだ。

https://blog.goo.ne.jp/ultrablueunited

この差はデカい。先日も、宇多田ナイトでまだコンサートを観たことがない方々に対してこのUBUBを紹介して宇多田ヒカルのコンサートツアーの雰囲気を伝えていたのだが、やはりリアルタイムでの記録があるとないとではリアリティが 全然違うよね。UBUBはブログ形式な為本文投稿はオフィシャル側のものだがコメント欄が解放されていた為当時のファンの生の声もチェックできる。非常に優秀な仕事だった。

一方『Laughter in the Dark Tour 2018』ではオフィシャルが終始バタバタしていた(さっきの撮影許可もその一環。これはDVD発売時までずっと続いたのであった…)為、そちらからの記録は非常に少ないのだが(註:あまり知られてないかもしれないがちゃんと公式のライブレポページは存在するぞ→ https://hikaruutadatour2018.jp/#topics )、この頃はTwitterが最も普及していた頃なのでそちらが猛威を揮っていた。今でも #LaughterintheDark2018 タグで検索すると当時のツイートがチェックできる。非常に便利かつ有能だ。

ただ、いずれもレコード会社とは直接関係の無い企業が提供しているサービスなのは一抹の不安が残るのよね。gooとTwitter。gooはNTT傘下な為そうそう潰れる事は無いと思うがTwitterはご存知の通りいつ彼奴が気まぐれに潰すかわからない状況となっている。どんな企業も安泰ではないのだ。実際、『Be My Last Blog』も『Keep Tryin' Blog』は今はもうみられないしな。

というような懸念はあるものの、兎に角どこかに記録をしておけばいつか日の目をみる事があるかもしれないので、法的な事は横目にみつつも、“個人的な努力”は惜しまない方がよさそうな気がしますね、えぇ。次のツアーは、果たしてそこらへんはどうなりますでしょうかね。公式の頑張りにも期待しつつ、我々も準備に勤しんでおきましょう。