無意識日記々

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安室ちゃん音源引き上げに吃驚して思うこと

前回の話の続きをしたかったんだが、事態が動き出す前に触れておきたい話題が転がってきたので敢えて取り上げる。安室奈美恵の楽曲が各サブスクとYouTubeから予告なく削除されたそうな。

一部報道では「契約の見直しと重複の削除」が理由と報じられているが現況と整合しない為それが総てではないだろう。週明けとか月末とか年末とかでまた事態は急変するかもしれない。引き続き注視する必要がある。このまま消え去ったらそれはそれで凄いことだが。

んで。そこでふと気になったのは、歌手の名義だけで楽曲ってまとめて引き上げられるのだろうか?という点。作詞作編曲ははおろかプロデュースまで手掛けてしまうヒカルパイセンに慣れ切っているから感覚を整理し直さないといけないが、安室ちゃんて「歌ってるだけ」の曲も随分あるよね? ライブなら踊りもするだろうけど、音源上ではさ。

そういったものまで、作詞作曲の人やプロデューサーの意向を飛び越えて歌手の人(の側の誰か)の意向でサブスクから(一時的なものかもしれないとはいえ)音源が消えるということは…宇多田ヒカル関連でも色々気をつけておいた方がよさそうってこと?

…すっとすぐ私が思いついちゃったのが、なりくんなのだよなぁ。彼の性格からすると、いつサブスクから音源引き上げるかわかったもんじゃないもの。いや勿論、正気の時の彼ならサブスク万歳だろうけどねぇ。なので、ヒカルパイセンが参加してる彼の作品はCDで買い揃えておいた方がいいかもしれないな、と私などは思ったのでありました。

サブスク引き上げ自体は今も昔も珍しいことではない。それがあってもなくてもどちらにせよヒカルパイセンのCDは総て…いや、オートマのジャケ違いとか持ってないか…、訂正、概ね買ってるから宇多田ヒカル名義&UTADA名義については困らない。寧ろ、どこかにゲストで行った時とかの音源についての方がより心配しなきゃいけないかな?

例えばくずの「風が吹いてる」にはヒカルがバックコーラスで参加しているが、例の反社騒動のときとかヒヤヒヤしたもんね。今でも何事もなくサブスクで聴けるけど、ここらへんの音源はCDや著作権フリー(DRMフリー)の音源で持っておいた方がよさそう、ってことかな。

勿論私は、歌手の経歴で音源が取り下げられるのを嫌がる人だ。槇原敬之の『traveling』が今でも無事にストリーミングされていてホッとしている。なのでそんな事態が起こらない事を常々願っているが、それと対策をとるかどうかとは別問題。火災保険に入っている人は火事が起こらない事を願っているのだ。(何を当たり前のことをどや顔で言っているのやら)

昨今はクレジットカード会社リスクなんかもある。なんでおのれが検閲するんやと不機嫌になってる私。Apple Musicだってラジオでは『BADモード』の歌詞を消して流してた。どこから何が起こって昨日まで聴けていた歌が今日聴けなくなるかわかったもんじゃない。特に、ヒカルのゲスト出演ものは盲点になりがちな上宇多田ヒカル名義のものより種々のリスクが高かったりするかもしれないので、気がついたときにCDやダウンロードを購入するなりレンタルしてリッピングするなり(個人で楽しむ分には構わない)して「自衛措置」を講じた方がいいなぁと、今回の安室ちゃん騒動を横目に見ながら再確認したのでありましたとさ。くわばらくわばら、である。