無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

GBHをカラオケで歌う

気になる詞の載せ方といえば『何も知らずにはしゃいで・たあの頃へは』の切り方、デビュー当時の詞の扱いを思い出しつつ光らしくて歌い難いなと皆が感じる所だが、ココは別に「でた・あの」でもいい筈なのに敢えてこうしたのは何故なのか。つい見逃しがちだ…

アンチクライストスーパースター

何やら光による誕生秘話ツイートが続いていて今回も「キリストの誕生日を避けて文豪とシンガーソングライターの日に生まれるってどこまでアンチクライストスーパースター」と(先週のエントリの流れもあって)20世紀最高のソングライターの1人と同じ誕生日な私…

目、見る目

何通りの視点を詞に持ち込んでいるのかと毎回光の手際に驚かされているが、今回は更にソコから1歩踏み込んでいて目が眩む様だ。二曲とりあげよう。君,あなた,私,me,ダーリンがソレゾレ誰なのかを考えるだけでもお腹一杯なGBH、冒頭の男の子は誰でソレを伝え…

君の名は

「知る」という言葉に何となく引っかかる『ある日君の名を知った』の1節だが、名付けの意味に立ち戻って考える。通常、乳幼児期の我々にとって世界は1ッの統合体であり何の境もないのだが、何か部分に名を付け世界から"分かつ"事で対象を認識、即ち特別視を…

理詰めが支える快感

何となく音韻の話はテクニカル過ぎて人気がない気がするが光の作品を語る上で必要不可欠なので今年も書きますよ。"ライム"等と形容する場合、語の子音母音の反復と変化の組み合わせに注目しがちだが歌の詞は当然乍メロディを伴っている訳で音程と強弱も含め…

1/15土21時NHK登場

画面に光の姿が映るのを観るのはいつだって不思議な感じがするし他の賑々しい番組たちに囲まれてる地上波TVとなるとソレは尚更なのだが、そんな私はこの報をきいてまず「DVD出ないかなぁ」と呟いた。あクマで数千万単位の人間を想定した体裁の番組であろうか…

線と環

ループする生命という光伝統の詞世界観にそぐう様に愛セムの詞を書いた事を光は"キリスト教より仏教"と表現していたが、光はキリスト教的世界観に対して(総てではないにせよ)反発的な事が多い。このGBHも一見「楽園で男女が知を得る物語」即ちエデンのエピソ…

WhatIs"Happiness"?

「今」への圧倒的な肯定感がGBHの1番のテーマだ。恋愛をモチーフに普遍を語るのは光の必殺技だが、『あの頃へ戻りたいね』と常套句を紡ぎながら『もう一度KissMe』と呟くのは愛セムを『生まれ変わってもあなたを愛したい』で締め括るのと同形であり、言い方…

結局同じコトするのね

スルリと飲み込める情景描写の歌詞なのにサウンドを伴うと言い知れない普遍的な背景が立ち現れてくる。見える景色は宮崎駿がどの作品でも描きたがる"岸辺(shore/shallows)"であり広がる青空や大海原に手が届くかどうかは解らない。海でなく河の場合は"土手(b…