2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、前回書いたようにライブで仮にもし「新劇場版パート」が実現するなら 『桜流し』〜 『One Last Kiss』〜 『Beautiful World (Da Capo Version)』 という曲順がいいと思われる。だがDa Capoを、それこそ『Passion』のライブ・バージョンのようにパワー…
『Beautiful World』をライブで歌うにあたってどんなライブ・バージョンを構築するかというのは興味をそそられる点だが、それについて考える時にはまずコンサートにおける曲順についても考えなくてはならない。 曲順とアレンジは切っても切れない関係にある…
ライブ・バージョンの例としていちばんに取り上げたいのは『Passion』だ。スタジオ・バージョンを聴いた時点で既にどこか遙か遠くまで運んでくれるような神秘的な歌だが、これを生で体験するともっと凄いことになる。 『Passion』はスタジオ・バージョンのバ…
.という風に『Beautiful World (Da Capo Version)』の全容をみてきた訳だが、新劇版のオーラスという点を考慮に入れなければこれはこれで非常に興味深く聴き応えのあるバージョンであった事が(そして私がそれをそう捉えている事が)わかったかと思われる。 …
さて、やっとだな。Da Capo最後、都合7つの『It's Only Love』をみていくことにしますか。 最初の『It's Only Love』(4:23〜)は前に指摘した通りその前の節、『気分のムラは仕方ないね/Beautiful World』と『Beautiful Boy』の間で歌われているハミング…
そもそもなぜ『Da Capo』では終盤に『It's Only Love』を連呼する構成になったのか。オリジナルと何が違ったのか。それを理解する為には『It's Only Love』“ではない”ヴォーカル・パートに注目する必要がある。 あらためて『Da Capo』の終盤。 『Beautiful W…
『Beautiful World (Da Capo Version)』は、オリジナルとは異なり『It's Only Love』から始まらない。その代わりにエンディングで『It's Only Love』がマシマシになっている。 終盤の歌詞を比較してみよう。 オリジナルでは 『僕の世界消えるまで会えぬなら …
土曜日朝のヒカルのツイートがまたバズったなぁ…。 @utadahikaru:今までの新劇場版の曲はその都度大まかなプロットだけ聞いて作ったけど、今回は台本を読んで最後のシーンを思い浮かべながら、曲の第一音(イントロのシンセ)からプログラミングと作曲を始め…
前回みたように、Da Capoでのヒカルの歌唱は「鼻声効果でより少年ぽさが増したメインヴォーカル」と「大人の色気を振り撒く低音を響かせるバッキングコーラス」という振り幅の広い歌声を複数駆使して構成されている。 そんな中でその両方が奇妙に交わる音が…
Da Capoではヒカルが 『寝ても覚めても少年マンガ 夢見てばっか 自分が好きじゃないの』 のパートの『ばっか』の部分をオリジナルに較べて柔らかく可愛らしく歌ってくれている。ここがホントにツボでねぇ。いやっほぉっ!ってなったよ。 映画館で最初聴いた…
鼻声の何がいいって、それがとっても「エヴァっぽい」からだ。 もしかしたらDa Capoでのヒカルの歌唱が鼻声になってしまったのは(前回推理したように)不可抗力だったのかも知れないが、結果それは幸運だった。 『Beautiful World』のオリジナルがリリース…
『Beautiful World (Da Capo Version)』のヒカルの声を聴いてまず最初に殆どの人がこう思ったのではないか。 「めっちゃ鼻声!」 って。 もしかしたら世の中には「鼻声エフェクター」なるものが存在していてわざと鼻声エフェクトをかける人もいるのかもしれ…