無意識日記々

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カ行に強い家業ガール

よくぞ1曲目にもってきた。確かに光の言う様に他のインパクト絶大な3曲と比較すれば地味だが、勿論ソコは"滋味"と書き直すぜ。クマチャン(とその贈り主?)を通してこの曲が母への歌へと変わっていった過程が見えるかのようだ。再三指摘している通り、シングルコレクションのテーマは1&2とも"帰る"でありこの曲でも帰ろう,お帰りなさいといった語が登場する。んでもって例によって音韻が素晴らしい。のっけの"敵わない"から始まって、風,香り,帰ろう,片隅ときてお母さん,そしてお帰りと重層的な韻の絡み合いは益々自然さを増していて、日本語っていいなと改めて思わされるよ。