で、先週に引き続き、『キレイな人』の歌詞と『Movin' on without you』の歌詞を比較していこうかと思ってたんだけど、聴けば聴くほど『キレイな人』って、寧ろ『PINK BLOOD』の続編なんじゃね?という風に感じられてきて。
だって、そもそも
『キレイな人でありたい』
というキーセンテンスに於ける『キレイ』って『PINK BLOOD』の
『誰にも見せなくても
誰にも聞かなくても
キレイなものはキレイ』
で言うところの『キレイ』だもんね。その前に『ブスな私だから』と言い添えてるのも、そのキレイさは他人に分かることじゃない、自分だけがわかっていればいい
という気持ちがこもっているからだろう。
『教室の誰も気づかなかったこと
大事にされなくても、大事なもの』
というのも、
『私の価値がわからないような
人に大事にされても無駄』
と同じような意味合いだろうし、
『心の穴を埋める何か
失うことを恐れないわ』
から
『失くしたものはもう心の一部でしょ』
に繋がると思うと凄くしっくりくる。
更に
『後悔なんて着こなすだけ』
っていうキラーセンテンスも
『諦めても残るものは消えない未練』
っていう一文が受け継いでいるようにも思える。勿論、
『自分のことを癒やせるのは
自分だけだと気づいたから』
と
『最高のパートナーなら一人
いるじゃない、ここに』
は力強く繋がっているし、
『周りは気にしないでOK』
っていう結論は
『自分の幸せ 自分以外の誰にも委ねない』
っていう宣言を誘発しているだろう。この2曲は、歌詞を仕上げた時期が前後してるのかもしれないね。こういう歌詞を仕上げながらノンバイナリ発言に至ったのだと思うとちょいと泣けてくるわいな。