無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

その時鳴ってた歌詞を書いただけ

『ただ、いっさいは過ぎていきます。』という言葉は、情報過多の今の時代にこそ相応しい。あらゆるものが記録可能な世界。特に視覚と聴覚に関してはケータイひとつ持っていればいつでも録音録画可能になったから段違いだ。テキストはいうまでもない。ただ、…

忘れる時代

作詞作曲は年老いても出来るかもしれないけれど、LIVEコンサートは年を取ると厳しい。その現実を考慮すると30歳前後のこの時期に全くLIVEをやらないのは痛手だが、だからこそ人間活動の価値があるともいえる。極端な話、宇多田ヒカル位の立場になればLIVEな…

2013年03月15日のツイート

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やっと金曜の午後に合った!(嬉)

そういやtravelingの歌唱の話をするんなら、travelingという曲についての話を先にせんならんのか。どうしよう。例えば、Bメロのハミングは1番では右チャンネルから、2番では左チャンネルから聴こえる、とか、『(飛び乗る)』は左チャンネルからで『(閉めま…

「バカみたいなんかじゃない」?

This Is The Oneのアルバムとしての個性はその「あっさり感」だ。宇多田ヒカルといえば常に濃厚さが前面に出ているイメージだが、ここでのUtadaは全10曲36分というランニングタイムが総てを物語るかのように、すっきり爽やかにアルバム全体を纏めている。定…

2013年03月14日のツイート

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「デドコロ」

「そもそも論」を書いておいた方がいいのかもしれない、と思い直した。基本的にこの日記は「自分の読みたい話を自分で書く」為のものだから、書いたものが不人気でも自分が読んで面白いと思えれば大体満足なのだが、何が不人気かを把握しない事が有意義とい…

4周年記念日

This Is The Oneの発売からもう4年も経ったときき、少々吃驚している。4年といえば北京五輪とロンドン五輪の間隔と同じだ。当たり前だけど。その間にスポーツ選手達は代表選考や世界ランキング争いに躍起になり、様々なドラマが生まれていた。結果前回の5…

2013年03月13日のツイート

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羊Goatと1人Godの独り言言い合い

『仕事にも精が出る 金曜の午後』―この一節だけで、travelingには緩急がある、という話を前々回にした。ここの場合は、前半が急、後半が緩になる。つまり、時間的に緩と急を配している。これに対し、つまりAメロに対し、空間的に緩急をつけているのがBメロ、…

Smiling on hot water

Universal にEMIが吸収されるとゆにえみか…湯に笑み… Smiling on hot water... 熱い奇跡を起こして笑うのは誰か…いや、何でもない。会社とか組織とかいうけれど要は人である。何処でやるかではなく誰とやるか。UtadaのExodusのプロモーションが不十分だった…

2013年03月12日のツイート

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仕事にも精が出る金曜の午後の息

あらゆる情報が凄いスピードで右から左へと流れていく中で、こうやって12年も前のテイクのヴォーカル・パフォーマンスにじっくり耳を傾けて聴き分けていくだなんて、随分贅沢な時間を過ごしているものだ。新曲が出たらこうはいくまい。桜流しに関しても同じ…

大きな看板の使い方

昨日は震災追悼モード一色だったように思う。それ自体については特に何もないのだが、一体どれ位の規模の震災からこうやって話題として取り上げて貰えるのだろうかな、とはふと考えた。311については全国規模で追悼する事に異論は少ないだろう。兵庫県南部地…

2013年03月11日のツイート

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しぃごとーにもせいがでるっ?

しまったな、今回の更新を金曜の午後にしないとか何を血迷ってたのだろう私。まぁその前に。「ta-ta-lu♪」のパートに関して、肝心要の部分について触れるのを忘れていた。間に挟まる「Wu-wow♪」の部分である。ここが、いちばんヒカルと槇原敬之の差が出てい…

日本人と日本代表である事の差

野球WBCの日本代表が活躍しているらしい。前評判がさほど高くなかっただけに、勝ち進んでいけば注目度は鰻登りになるのだろう、か。いずれにせよ普段プロ野球を観ていない層も食いつくのが代表戦、競技振興の為にも勝ち進む意義は大きい。その日本代表に、今…

2013年03月09日のツイート

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2013年03月08日のツイート

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期待を凌駕して欲しいという期待

前回の続き。既知と未知の話。「期待」というのは難しい。宇多田ヒカルの新曲を聴く時、我々は期待をせずにはいられない。しかしその時、我々の心は何を受け止めようと心構えているのだろうか。新作のCDを買う時、前に買ったアルバムと全く同じ内容だったら…

既知極と未知極の間に広がる曲達

どれだけ技術が進歩しても、音楽に関してはここ百数十年、流れてくるラジオ、流すプレイヤー、生演奏会、という3つの組み合わせは変わっていない。インターネット時代になってもそれは同じである。違法だろうが適法だろうが、ダウンロードして聴くというの…

2013年03月07日のツイート

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ta-ta-lu♪ …後編。

前々回からの続き。「ta-ta-lu♪」の「lu」の話。こちらは、「ta」とは対照的に、槇原敬之もヒカルに準ずる発音で歌っている。どういうことかというと、そのまま生真面目に、カタカナっぽく「ル」と歌うのではなく、「u」を弱く発音しているのだ。つまり、唇…

パーソナライゼイション

朝は違う話題でも。漸く今年に入って日本でもパーソナライズド・インターネット・ラジオが本格的に始動したらしい。海の向こうではPandoraが成功を収めて久しいが、こちらではどこまでいけるだろうか。パーソナライズドインターネットラジオだとかなんか長っ…

2013年03月06日のツイート

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ta-ta-lu♪ …前編。

さて漸く本題に突入。"traveling"におけるヒカルの歌唱をみていこう。イントロの"〜Let's go for a ride !"までも非常にクールなのだが槇原敬之が歌ってないので比較ができない。ここは後回し。まずは、そう皆さんご存知"ta-ta-lu♪ ta-ta-lu♪ ta-ta-lu♪ ta-t…

「エアとブレス」の話

という訳で「エアとブレス」の話。ヒカルの歌を語る時に欠かせないのがブレス、息継ぎである。多分ヴォーカル・レッスンを受ける人はこれでもかと叩き込まれる技術だと思うが、果たして、どこでどう切って息継ぎをするかとか、ここまで伸ばすにはどうすれば…

2013年03月05日のツイート

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何故か縮緬ビブラートの話まで出る

改めて念を押しておくと。あクマでこのシリーズはカバーを通してヒカルの歌唱を詳細に眺めてみようという企画である。故にせっかくカバーしてくれた相手を時に蔑ろにしているかのようにみえるかもしれない事を予め付言しておく。さて前回は「母音の立ち上が…

「みーんな〜〜」

槇原敬之によるtravelingは、キーが低いとか楽器陣の編成が異なるとかイントロが2倍長いとか"let's go!"とブレイクが入るとか、バージョンとしての違いが色々とあるが、ここではそういう事には立ち入らず「歌唱の差異」だけに絞って話を進める…多分。彼の歌…