無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

#裸婦抱く に至り重ねた年月で歌う声

名曲に対する歌手と聴衆の思い入れの乖離は年月を経れば経るほど深くなっていくものだ。聴衆はいつの時代も変わらぬ魅力を往年の名曲に求め続ける。それに対して求められすぎた歌手の方は名曲を歌い飽く。ひとによっては誇張無しに何千回も同じ歌を同じよう…

#裸婦抱く 宇多田ヒカルの特別

『First Love』。自分は今回でヒカルのコンサート8回目だが、この曲のイントロが流れてきた時の聴衆の反応はどの公演でも(場所がハワイであっても)いつも明らかに他の曲と違っていた。その日1番の大歓声と時には悲鳴にも似た嬌声が飛び交う事すらもあった…

#裸婦抱く 二回目のMCタイム

『Forevermore』を歌った後は一旦小休止してこの日二回目のMCタイムとなった。以下文字起こし。 **** ***** 『ありがとう!』(場内拍手) (Hikki咳払いをひとつ)『…背中を向けていた人達、すいません(笑)』(つられて皆笑う)『でも、そこで歌うの凄…

#裸婦抱く 本当の“驚き”

『誓い』『真夏の通り雨』『花束を君に』『Forevermore』ときてそりゃもう興奮度は頂点に…というのは確かにそうなんだが、なんだろう、突き抜けすぎて『Forevermore』の時にふっと力が抜けて急に冷静になった。その時にセットリストの道筋がふと“見えた”のだ…

#裸婦抱く で私が一番ノリノリだった曲

『誓い』『真夏の通り雨』『花束を君に』と来てここまで蓄積された多幸感は既に相当なものだった。しかも『花束を君に』のエンディングのストリングスが大幅にストレッチされていた為まるでコンサートのオーラスみたいな雰囲気すら感じられていた。更にヒカ…

#裸婦抱く この夜最も華やいだ空気に

トム・ブラウンの「土の中から加藤一二三」ネタをYouTubeで観たよ…あれ2本目にやってたら優勝してたかもわからんな。人の人生は紙一重だわ…。っとと、本編とは関係ないですよ(笑)。 **** ***** 『真夏の通り雨』に続いたのは『花束を君に』。『真夏の通り…

#裸婦抱く 今のヒカルを象徴する楽曲

圧巻の『誓い』に引き続いたのは『真夏の通り雨』。『Fantome』以降の宇多田ヒカルを象徴する楽曲である。強烈に“死”を匂い纏わせ刺さる言葉を次々と繰り出してくるその作風は“最初の12年”にはなかったものだ。敢えていうなら『誰かの願いが叶うころ』が近い…

#裸婦抱く 少し時間を現在に戻して

『Laughter in the Dark Tour 2018』もいよいよ大詰め間近。よりによって最後の1週間で4公演があるという今までに較べれば強行日程の中で喉のコンディションは如何程かと思ってしまうがヒカルなら乗り切るだろう。ビデオシューティングについては今の所何の…

#裸婦抱く は「ここからが本番」

まさに「ここからが本番」だった。前に書いた通りセンターサブステージに在るのはヒカルだけで、虚空の闇にヒカルの背中だけが煌々と燦めいている様は幻想的に過ぎていた。私の席からだとヒカルの後ろ姿が右手側にあり、歌声と演奏の音が左手側即ち舞台上か…

#裸婦抱く 笑いから歓びへ

昨日は一生のうちでいちばん笑った日かもしれない。今年もM1グランプリ、充実していたねぇ。最終決戦に残った3組、霜降り明星・和牛・ジャルジャルは2本目も総て面白くハイレベルな戦いで、結果霜降り明星が優勝したのだがどれが優勝しても文句はなかった…