2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
『プレイ・ボール』の歌詞を理解するには野球のルールを説明する必要があるのだが、これがまぁ難しい。サッカーなら「あの網に球蹴り入れたら得点」、バスケなら「あの網に球投げ入れたら得点」みたいにシンプルに要点を言えるのだけど、野球だと「敵陣に潜…
前回のタイトルがお節介だったが、あれにはちゃんとエピソードがあるねん。照實さんがこの『プレイ・ボール』が大好きでな。2012年と2013年のツイートを振り返ってみよう。 @u3music : おはよう!そうなんです。この歌はいつも僕に勇気と決断と若き日々の恋…
先日は『プレイ・ボール』の歌詞をちらっと紹介した。ふと気がついたのだが、もしかしてこの歌の歌詞って野球を知らない人にはなんの事だかサッパリわからないのでは??? その昔TBS系列で「ザ・ベストテン」を観てたら黒柳徹子が差し挟まれたプロ野球中継…
そもそも『初恋』というアルバム全体が、『Play A Love Song』に限らず「優美なメロディーの流れを楽しむ」作品なのであって、この度カラオケが公開された一番人気の『あなた』からしてヴォーカルのおおらかな歌唱が最大の魅力だ。試しにそのおうちカラオケ…
前回、本題がふんわり気味に着地したのでもうちょい突っ込んだお話を。 近年、という少し広めの括りでみれば4年前の『Fantôme』収録曲の『ともだち』はそれこそ「歌詞でリズムを構成する」曲の最たる例で。同曲は今までにないパーカッションとの絡み方といい…
そもそもなんで『甘いワナ』の話を始めたかといけば、『Forevermore』のおうちカラオケを聴いていたら『甘いワナ』のTV MIXを聴きたくなったからだったのだ。どちらも、ヒカルの曲には珍しくベースがドライビングしていてカッコイイ曲なんだよなぁ、というこ…
『甘いワナ』で長年気になってるのが、作編曲の配分なんだよねぇ。当時はそこまでヒカルはサウンド・プロダクションに関わっていなかったのかと思いきや、『First Love 15th』で聴かれるデモ音源の作り込みからしても、結構な割合で手を出してたのかもとも思…
宇多田ヒカルはファンから作詞家として高く評価されているが、その殆どはボブ・ディラン的な「詩人」としての評価であって、チャック・ベリー的な「声を楽器として鳴らした時の響きの為の歌詞を作る人』としては余り評価される機会が無い。確かに、そもそも…
チャック・ベリーの音源を聴いていると同じ曲であっても年代毎にサウンドアレンジが随分と違っていて楽しいのだが、彼のヴォーカルスタイルだけはいつの時代も全く変わらない。彼の偉大さのひとつは、どんな編成、どんな編曲であっても彼が歌えばロックン・…
ファンピクのチャットは流れが速くてまともに追い切れておらず梶さんのコメントすら見逃してる模様なので正確な事は私サッパリわからないが、『Kremlin Dusk』の時にこの曲を知らない風な人たちを何人も見掛けて大変嬉しかった。どうだUtadaはカッコイイだら…
ファンピク、思ってたよりずっと人が集まってた。プレミアに二万三千人? インスタライブとあんまり変わんないじゃないの。動画自体の再生回数は半日足らずで17万回を突破。既発映像ばかりだしそんなに大々的に告知した訳でもないのにしっかりTwitterのトレ…