無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2023-01-01から1年間の記事一覧

デビュー記念日、見事に傾向が反転した最初の10年と最近の10年。

2008年のデビュー10周年企画の際、ヒカルはUTADAとしてのアルバム制作と宇多田ヒカルとしての『点』『線』の編集を同時並行させるという、本人曰く『この数ヶ月、人生で今までにないくらい忙しい』日々を過ごしていた。その中でEMIは本人の極力負担にならな…

デビュー10周年企画に至るまでの経緯をおさらい

さて次はデビュー10周年記念日の話に移るのだがそこに至るまでの経緯を。まず2006年2月に『Keep Tryin'』の無料ダウンロード祭りがあったことを思い出そう…って、当時リアルタイムでない人の方が今や多いかもね。えぇっとですね、2006年、auが新しい音楽配信…

前回の纏め記事にコメントする筈が話が逸れちゃった件

てことで前回纏めた「過去24年間のデビュー記念日」について仔細に見ていこう。 一目見て窺える特徴は、最初の10年は余り熱心に公式からのアナウンスでデビュー記念日を祝おうという機運が無かった事。12/9という日付に合わせたと判断できるのは2000年のボヘ…

過去24年間の12月9日は実際の所どうだったのか。

さてさて、いよいよデビュー25周年記念日が明明後日に迫ってきて、私&私たちは何らかの発表や告知があるものとしてこうして臨んでい訳だけど、そもそも今までの宇多田ヒカルって、過去24年間、実際の所、デビュー記念日にどんな事をしてきましたっけ? 毎年…

「ハイブリッド・ライブ」への期待。

散々25周年に託けてツアーだライブだと煽っているが、現実問題として宇多田ヒカルのコンサートというのは余りにも考慮すべき要素が多く、果たしてそれらの問題を解決出来るのかというのは常に心配になる。 まず、時期だが、これはシングルマザーとして息子を…

異次元体験はスマートフォンとともに。

昨朝は「チケット購入のスマホの機種変更」の話をしたけど、コンサートに於けるスマホの重要性は日常生活同様非常にクリティカルだ。あれもこれもスマートフォンがないと始まらない。 さっきもちらっと5年前の埼玉公演の動画を観てたんだけど(多分夕方更新…

『初恋』に続く曲が、遂に現れる??

本日のスタッフツイート。by 菊田くん。 ***** ***** 連日冬っぽさが増していくばかりですね。 この時期に見たくなる #FirstLove初恋 とともに 楽曲もぜひお楽しみくださいkt 「初恋」 erj.lnk.to/yQd1zTS https://twitter.com/hikki_staff/status/173151537…

何か発表がある前の、スマホの機種変更について。

さてさて、いよいよ今週末土曜日は宇多田ヒカルデビュー25周年記念日となる。…のだが、この「25」という数字を殊更強調するのは英語圏の風習であって日本語圏にとっては然程ではないかもしれない。どちらかというと「干支二回り」の24周年の方が区切りがよい…

いつも優しくていい子な君が調子悪そうにしてる12月です

『いつも優しくていい子な君が 調子悪そうにしているなんて いったいどうしてだ、神様 そりゃないぜ』 12月になるとこのお馴染みの『BADモード』の冒頭が、私にはいつもと違って聞こえる。クリスマスの時季になると決まって調子を悪くする優しくていい子が居…

実在確認後は原盤照合

AmazonとSpotifyに続いてApple Musicでも今年の総括があった。日本国内再生回数で、『First Love』が総合33位で物凄い異彩を放ってる。32位がマカロニえんぴつの「なんでもないよ、」なのだが、思わず「なんでもあるよ!」とツッコミを入れてしまった。こん…

1年目の曲も25年目の曲もおめでとう。

ヒカルが歌う“Let It Snow”を聴くことで、「今年も冬が来たんだなぁ」と実感するのが毎年の恒例になっているのだけど、そうなりゃ当然というべきか「今年のまとめ」の期間に突入するのだわな。早速AmazonやらSpotifyやらが2023年を総括し始めてくれている。 …

セトリ決めは複雑怪奇なパズルみたい

ライブでの『traveling』の立ち位置が危うい、という話をしたが、それは最近曲である『Gold ~また逢う日まで~』についても言える事だ。ヒカルがインタビューで語っていた通り、この曲は本来ストレートなダンスチューンであった所を映画のエンディングに合…

次のツアーでの『traveling』の命運や如何に

昨日発売22周年を迎えた『traveling』、泣く子も笑顔になるとびっきりのダンスチューンだけど、ヒカルのライブでの歌い方から察するに、そこまでアグレッシブな聴かせ方をする気がないのよねぇ。 まぁ私の好みの問題なのはつくづくわかってる。自分はアップ…

25年の重みに取り組むモノマネ芸人と本人

近年の幾らかの実演について、昔の曲でキーを下げてるものがあるという話。前も書いたように私は全然キーの違いに気づけない人間なのでそれ自体に余り関心はないのだが、「キーを下げる」ということにネガティブな印象を持つ人も在るかもしれないということ…

つぶやきの裏側

アンケートの時に頭を悩ませるのが、質問の仕方と選択肢の設置だ。#Hikki_Survey のQ3&Q4は、非常に素朴な疑問、「ヒカルが海外公演するとしたら、どれくらいの人が行くのだろう?」というところからスタートしているけれど、それに沿って具体的に、140字以…

海外公演に対する状況と認識の変化について

13年前に較べてヒカルの海外公演に赴く人が増えそうだぞ?と思わせる時代と状況の変化。どんなものがあるかというと… まず、UTADA名義が実質的に無くなった事が大きい。英語歌詞の歌を歌うのも海外の公演で歌うのも総て宇多田ヒカル名義。アルファベットで書…

#Hikki_Survey Q3&Q4についてアレコレ

共和国でとったアンケートの結果が自分の予想とかなり違っていたのでなんか書くか。 https://twitter.com/hikkicom/status/1728783267598417941 質問は単純で、宇多田ヒカルの海外公演に行く気はあるか?というもの。それを、ワールドツアーに日本公演が含ま…

『俺の彼女』の歌詞について復習。

『俺の彼女』の歌詞の構成について基本的なポイントを復習しておく。何れも当日記では既出事項のはず…だとは思うものの自信がないのでまた書いとこうというね。 まず、この歌は『俺』と『私』の2人の視点から歌われている。そして、『俺』の歌うメロディの…

UHSC3やベスト盤のリリースはある?

『Utada Hikaru Single Cillection Vol.2』(以下UHSC2)リリースから13年か。最近当日記では25周年記念日目前と連呼しているけど、13年前の2010年一杯、ちょうどこのUHSC2がリリースされ『WILD LIFE』が催された時点で「第一期・宇多田ヒカル 完」という認…

ほの昏く紅い灯りが繋ぐ歌

自分が『俺の彼女』を『Devil Inside』と関連付けて語りたくなっているのは、偏に『Laughter in the Dark Tour 2018』でのアンコール1曲目で『俺の彼女』が始まる直前の昏く紅いライティングを見た瞬間に『Devil Inside』を想起したからだ。 『Devil Inside…

『俺の彼女』はアンコール1曲目だった。

豪快に寝過ごした。 気づいたら朝。気を取り直して。 次に話題に出そうとしていた『俺の彼女』は、5年前の全国ツアー『Laughter In The Dark Tour 2018』の(…と、毎回一応全国ツアーって書いてるけど、最北埼玉最東端千葉最西端福岡って、日本列島の半分も…

私の中の悪魔が惑わす

先週からの続きで『Devil Inside』の歌詞のお話。今回はサビ。 『悪魔(あるいはそれに似た何か)が中に潜んでいるのかも 悪魔(あるいはそれに似た何か)が私の中に潜んでいるのかも 悪魔(あるいはそれに似た何か)が中に 私の心のどこかずっと奥底に悪魔…

『One Last Kiss』DLプラチナ認定☆

『One Last Kiss』のダウンロード販売数が日本レコード協会にプラチナ認定されたそうな。25万DL。実にめでたい。 なかなか昨今ダウンロード数というのもどこらへんに基準があるのかわからないんで評価が難しいのだが、サブスクがメイン層だろうYOASOBIの、4…

新たに作った共和国発のタグ2つについて

まずはひとつめ、「#Hikki_Survey」。Twitterの宇多田共和国アカウント @hikkicom にてアンケート実施中です。まだ見てな方は↓こちらから。 https://twitter.com/hikkicom/status/1725853853491544403 https://twitter.com/hikkicom/status/1726220363577839…

安室ちゃん音源引き上げに吃驚して思うこと

前回の話の続きをしたかったんだが、事態が動き出す前に触れておきたい話題が転がってきたので敢えて取り上げる。安室奈美恵の楽曲が各サブスクとYouTubeから予告なく削除されたそうな。 一部報道では「契約の見直しと重複の削除」が理由と報じられているが…

『私が燃えること』

『Devil Inside』、続いての歌詞はこちら。 『私が燃えることを人は知らない 私が燃えることを人は知らない 私が燃えることを人は知らない 私が燃えることを人は知らない』 しつこく4回繰り返すこのフレーズ、日本語でもそうなのだが英語の方でもそのまんま…

『誰もが私を天使にしたがる』

じゃあ折角なので久々に『Devil Inside』の歌詞を、今回は対訳をメインにして解説してみますかね。 まず大事な当時の背景を。19年前だからね。この『Devil Inside』は2004年にアルバム『EXODUS』で全米デビューしたUTADAの1stシングルであり、また、同アルバ…

聖なる嫉妬

急に違う話をしたくなったのでする。 以前も紹介したTCY Radioでのこの問答。 ***** ***** ■宇多田さんが嫉妬する人は? いない。 TJO:ありがとうございます。嫉妬する人は、いないんですね。 宇多田:いないというか、「嫉妬する」感覚がわからないんです…

ネット老人会の昔話は続く:オフ会編

昔の宇多田共和国&New Hikki's Worldの規模は結構なもので、20年前は今と較べると恐らくインターネットを日常的に使用してる人口は10分の1にも満たないスケールだったかと思うのだが、それでもその2サイトで合同オフ会(オフライン・ミーティングってやつ…

宇多田共和国についての独り言。ある意味"日記"らしいかも。

前回「宇多田共和国の名前を細々とでも残し続けていけたらな…」てな趣旨の締め方をしたけれど、時代と共にウェブの在り方もずっと変化を続けているので、今後どうなるかなんてあたしゃサッパリわからない。 宇多田共和国が生まれたのは1999年1月20日(Hikki…